10月例会『きらめく星座』
会員の感想より
★楽しく全身で感動しました。久し振りに願っていた芝居にであえたと嬉しく思いました。最近はどっぷり浸かることが出来ず、演出家気分になってしまうことが多くて。ところが全く観客になりきれたことが嬉しかったです。でもセリフが弱いなと思う役者がいて私は(一番前でした)聞こえていてもこれは後ろに届かないナと思うセリフ回しがあって。やっぱり聞こえなかったと友人がちょっと不満気でした。ラストの拍手思わず”ブラボー”と叫んでしまいましたが、花束投げたかったナ~と思いました。ありがとう! (会員歴3年 80代女性)
★年齢のせいか耳が遠くなっているように思います。今回中程の席だったのですが、肝心の間借り人竹田さんの台詞が所々聞こえなくて残念でした。反対に軍人の夫の声が大きすぎて聞こえづらかったです。帰りに一緒に見ていた会員さん(比較的若い方)も同じことを言っていて周りでは居眠りをしている方も何人かいたそうです。上演3時間あっという間と言われていましたが、少し間延びした感がありました。ふじ役の松岡さんの歌、すてきでした。全体のお芝居を通じて意図する所は少し解った気がします。 (70代 女性)
★私が日本の戦争として認識しているのは太平洋戦争のことだが、その前に日中戦争も始まっていてすでにたくさんの傷痍軍人がおり、軍国主義が日常をグッと締め付けてきている時代背景。今回の舞台オデオン堂の日常は、太平洋戦争が始まる直前ということでまだ地上戦などが迫っていない分、穏やかと言えば穏やかな日々だった。家族や間借り人たちが温かいやりとりをし、歌い踊り、様々なしめつけを上手くかわしながら乗り越えていく。間借り人の竹田はこの戦争の間違いに気付いてはいるが満州へ行くと。「行ってはダメ‼」と叫びたかった。明るいお母さんを軸にした楽天的な舞台の展開に笑いながらも、観ている私はその後起こるであろう悲惨なことを知っているだけにどんどん苦しくなっていった。舞台の始まりと終わりに登場する防毒面を付けた家族たち。何も言えない言わせないという時代を象徴しているようでとても怖かった。今こそ叫ばなくてはならないのだ。防毒面を付けられる前に‼と私は受け取った。 (会員歴20年 60代女性)
★不穏な始まり方を忘れてしまう明るくテンポのいい会話にすぐ引き込まれました。登場人物それぞれの立ち場、考え方は違っているが全ての人に共感できる部分がありました。全員が主人公だと思いました。明るいけど不安でいっぱいなのが垣間見える時、何とも言えない気持ちになりました。ラストの急展開に気持ちが追いつかずオープニングの不穏を思いだし、そしてこれから戦争につき進むんですよね・・・。はじめ拍手がまばらだったのは、他の方の心の揺れを感じて不思議な気分でした。
(会員歴11年 50代女性)
★井上ひさしの作品に対して重いイメージがあったが以外や戦争をテーマにしているのに明るく楽しく、長い時間の筈の三時間が「あっ」という間だった。今年の一番かも。(会員歴30年70代女性)