




★ほのぼのとした気持ちになって会場を出ようとしたところ、オウムの人形を持った勝二さんが声をかけてくれてうれしかった。びっくりしたのは白象の足の動きがとてもリアルだったこと、二人で動かしていることはわかったが、鼻はどうしてあのようにできたのかと不思議であった。人形と人が一緒に演じている。人がちゃんと存在しているところがいい。また、人が鳥を演じたり川の流れを作ったり、木々になったり、孤独を象をとりまく人々によって表したりと創造が生まれてきた。人形劇の域を超えて、人の演じる部分を加えた演出に感動した。 (女性)
★人形に感情移入するまで少し時間がかかったのですが、話しが進むにつれ、人形を扱っている人のことが気にならなくなったのが面白かったです。チビ象ちゃんの声がイメージに合っていて、また、ヨチヨチした動きもかわいくてたまりませんでした。表情が変化しているようにも見えて不思議でした。白象とチビ象2頭だけの場面は、背景の色も素敵で絵本のようでうっとりしました。演劇は自由、人形劇はさらに自由、いろんな表現方法を観ることができてとても良かったです。 (50代 女性)
★全身黒衣をまとった人形の操作者。もちろん客席からは全て見えているにも関わらず、人形だけが浮かび上がる。それは、プークの財産でもある表現。操作者と照明の特殊な使い方だというが、それだけではなく、操作者の息吹が人形に吹き込まれ、生きた人形になっているからではないかと思う。人形を生かしてお芝居をすることにたまらなく感動した今回の鑑賞会、ぜひ子どもにも観せてあげたい。
(会員歴3年 女性)
★まずは宮沢賢治の『オッペルと象』を読みました。そして先日、井上幸子さんのお話しを聞いていたので、ポイントを見逃さず人形の動きの素晴らしいところはしっかり見ました。人と人形は、人形の手に秘密の輪、始まってすぐの「黒の劇場」、象の涙、火事の場面、ポポの森に向って走るところ、たくさんの象の仲間などなど…ずーと見ごたえがありました。百姓たちの心の動き、白象の心の動き、話しが進むにつれて変化していくのがわかりました。人が演じる以上に、人形だからできる表現で心に残る作品でした。 (会員歴7年70代女性)
★人形劇団プークの記念作品を楽しみにしていました。座席が舞台に近く、愛らしい象や村人たちの息づかいを間近に感じ、目が離せません。白象を助けるため走るポポに頑張れのエールを心の中で送りました。オッペルに搾取される農民と象の幸せを願いながら、舞台の展開に驚きと興奮を覚えました。小屋の火事の場面、白象の仲間達の登場シーンは圧巻です。最後に舞台のキャストのみなさんと一緒に森から森を歌えて大満足でした。ギター演奏も心にしみました。生きることの喜び悲しみがあり、希望を失わないことを学べる舞台でした。 (会員歴10ヶ月 女性)